瀧上り
(お話)
久しぶりに描いた。やっぱり作り物は無類に楽しいし、おれは、こういうことをずっと続けて生きたいです。箪笥の裏板のベニア板に水彩と墨汁とスプレーで描いています。魚って、おれにとって特別な存在なんです。沼に1匹だけいる大魚とか、瀧に上っていく魚に、神秘性を感じるというか、白魚なんてたまらないです。これ理由はわかりません。なんかあるのでしょう。